夜明の彩

夜明11〜夜明18


夜明 11
【ほのぼの】
12月15日 早朝 7時20分 精進湖より
この時季の精進湖の朝は、
富士山と日の出が調和していい構図で
観られるから特に人気がある。

古今和歌集にある柿本人麻呂の名歌
『ほのぼのと 明石の浦の朝霧に
島隠れゆく 舟をしぞ思ふ』

が浮かんだから構文をお借りしてみた。

ほのぼのと 精進の湖(うみ)に
金色(こんじき)の 新しき朝 心豊かに

如何だろうか。

夜明 12
【 峰 の 灯 】
白雪は朝陽に染まる
4月24日 富士吉田市 農村公園より
まだたっぷりと雪を残す山頂に朝日が当たった。
ゆっくりと確実に頂をピンクに染めて行く。

色が最高潮に至る数秒間に全神経を集中する。
希望を示す美しい灯火になった。

下の森の桜が夜明けを待っている。

夜明 13
【 無限の扉 】
5月20日 午前5時
静岡県 富士宮市 田貫湖より
心のざわめきを感じて空が映えた。
この先、 どこまでも未知の世界の輝きへ。

光は全方位 愛は無条件

夜明 14
【 朝焼け雲 】
5月 4:50am 山梨県みさか道 富士見橋より
夜が明けたのを喜んで、
朝陽を全身に受けて、雲達が
躍動して、峰の周りで遊んでいる。
富士山とお空の目覚め。素晴らしい夜明を
ありがとう。 必ず心に響く人が出て
来る。これまでもこれからも
そうなってゆく。
日々心新たに!あなたも!

夜明 15
【 日 昇 】
10月初旬 日の出の時 身延山頂より臨む
標高1513m。
日蓮上人の聖地。
真下を流れる富士川の
水蒸気が雲海を作り富士山を
隠していた。やがて強烈な朝陽の 
前に、雲はサーッと身を引いてかしずき
富士山は荘厳の金の世界の中に現れた。この
姿を拝む為に、険しい山道を登って僧達は修行された。
下界は曇天。雲上に着いた者にだけ歓喜の世界を見せてくれた。

夜明 16
 
【 柔 ら か き 朝 の 光 】
10月25日 午前6時9分 富士川町平林より
ようやく左の山越に朝陽がやって来た。
沈んでいた谷間は喜びの声を挙げて光を受ける。

劇的な朝焼けではなくても、時の移ろいが創る
息を呑む様な美しさの一瞬にこそ
ときめきがある。

山間に朝の光が入る時の一瞬の美。
富士山お早う。今日もあなたは最幸だ。

夜明 17
【空の輝き】
4月24日  田貫湖より
日本は四季を失い二季になったから今はもう初夏。
だから感覚を季節に合わせる為に時間を創って富士山麓へ。

今朝はいい感じでした。
来るのを待っててくれたかな。

雲海の上に顔を出した君は力強くて美しい。
空が輝いて、その中で湧雲が刻々動いてた。

夜明 18
【 出航 朝陽の海へ 】
1月 19 日 早朝三浦半島長井湊より
朝陽が富士の頂と灯台を照らす。
穏やかな海、船出の時。
目指す漁場は豊穣だ!

さあ今日も元気に行こうぜ。
心新たに。 光の中へ。

夜明11〜夜明18